睡眠時無呼吸症検査(簡易)

 当院検査部が行う睡眠時無呼吸症検査の概要・機器・設備、検査方法や当日の流れ、注意事項を掲載しています。

検査概要・機器・設備

 睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠時に呼吸が止まり、それが原因となって、日常生活にさまざまな障害が引き起こされる疾患です。睡眠時の無呼吸・低呼吸の状態を、呼吸や血中の酸素濃度などで測定し、睡眠時呼吸障害の程度を調べます。

検査機器

 当院では睡眠時無呼吸症候群の簡易検査をおこなっています。こちらの機器は、患者さんご自身で自宅にて装着、記録が可能です。

記録終了後、生理検査室に本体をご持参頂きます。臨床検査技師が睡眠の状態を解析し、レポートにして診療側に報告します。

  • 無呼吸の有無、その回数、無呼吸指数、無呼吸時間の平均、最大時間の登録
  • 無呼吸イベント(中枢性・閉塞性・混合性など各種無呼吸および低呼吸)の有無とその登録
  • 血中酸素濃度(SpO2)の降下の有無とその登録(最小値・降下数・降下時間の平均および最大)
  • 血中酸素濃度の分布

などを細かく解析します。

検査を受ける方へ

検査方法・当日の流れ

  1. 検査室にお越しいただき、技師より検査機器の装着方法などを説明させていただきます。
  2. ご自宅で夜就寝前に、機器を装着してください。
  3. 機器本体をみぞおちに、指先に酸素濃度のモニターを、鼻の下にカニューレを装着し、記録開始のスイッチを入れてやすんでください。
  4. 朝、起床されましたら、スイッチを切り、全てをからだから外して機器の返却をお願いします。

注意事項・所要時間

所要時間

取扱い説明時間:約10分程度

検査記録時間:睡眠時間

検査結果

 検査結果については、医師より説明があります。