栄養管理室

 栄養管理室は、病院食の提供・栄養管理・食事相談を行っています。

業務概要

 当院の栄養管理室は管理栄養士6名で構成されており、給食管理と栄養管理を担っています。また、NST(※)やスキンケアチーム、脳卒中ユニット、摂食嚥下支援チームなど様々なチーム医療に参加しています。

 ※NST…栄養サポートチーム。患者さんに最適な栄養管理を提供するために、医師や看護師、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師、理学療法士などで構成された医療チーム。

管理栄養士のご紹介

管理栄養士のご紹介

給食管理

 給食管理業務として、入院中の患者さんの食事を管理しています。食事時間は一般的な家庭での生活時間に合わせています(適時給食)。当院では、乳児から高齢者までの幅の広い年齢層の患者さんが様々な傷病で入院しています。

 様々な状態に対応するため、常食・離乳食・治療食など30種類以上の食事を用意しています。そして、入院患者さん一人一人に合うように調整し、食事提供を行っています。

温冷配膳車

温冷配膳車

 温かいものは温かく、冷たいものは冷たく召し上がっていただけるよう温冷配膳車を使用しています。また、食事は入院生活の楽しみの一つでもあるため、月2回、地域の郷土料理や食材を使用した郷土御膳や、月1回の手作りおやつを提供しています。

配膳時間

【朝食】7時30分頃 【昼食】12時00分頃 【夕食】18時00分頃
 ※主食を選択できます。(塩分制限がある場合など、選択していただけない場合もあります。朝食は、めん類を選択できません。)

お祝膳

お祝膳

【メニュー例】

 赤飯、清汁、鯛の塩焼き、三色八幡巻、炊き合わせ、天ぷら、ケーキ・フルーツ盛り合わせ
エネルギー:892kcal
塩分3.9g
(季節により、食材の都合により、若干変動します。900kcalは超えるとお考えください。)
 当院では、出産を終えられた方を対象に、火曜日と金曜日の夕食に『祝膳』をお出ししています。出産後から退院までに一回、火曜日か金曜日のどちらかで召し上がっていただきます。
 妊娠高血圧食や妊娠糖尿病食の指示が出ている方の場合は、主治医の許可がある場合にお出ししています。

郷土御膳

郷土御膳

【メニュー例】

 伊勢うどん、穴子ちらし、伊勢鶏の磯部揚げ・季節の野菜を添えて、フルーツ盛り合わせ
 (一食あたり844kcal)

【県内産食材】

 米(三重コシヒカリ)、穴子(伊勢若松産)、鶏肉(伊勢)、あおさ(志摩)、みかん(紀伊長島)、伊勢うどん など

手作りおやつ

 常食:パンプキンケーキ
 軟食:チョコプリン かぼちゃクリーム添え

 常食:紅茶のシフォンケーキ
 軟食:ミルクプリン 紅茶クリーム添え

 ※カロリー制限が必要な方には、低カロリー甘味料でカロリーをおさえています。

栄養管理

 栄養管理業務として、患者さんの栄養状態を管理し、必要に応じて栄養指導(※)も行います。様々なチーム医療に参加し、あらゆる面から患者さんの栄養管理を行っています。栄養管理は病院の管理栄養士に求められる業務の大きな割合を占めています。医療において良好な栄養状態に管理することは、治療効果に大きく影響するためとても重要です。
 ※栄養指導…患者さんの傷病に応じた食事相談や食事療法を提案するもの

入院患者さん対応

 病棟の患者さんの栄養情報を把握し、個別に栄養計画を作成しています。栄養状態が悪くチームで検討する必要がある患者さんには、NSTで対応します。

 また病棟の看護師から、「食事をあまり食べられていない」「褥瘡の状態が良くない」などの相談を受けることも多く、医師からの相談も増えています。「食べたいのに食べられない」「食べなくてはいけないのに食べられない」という気持ちの患者さんもいらっしゃいます。食べることがプレッシャーにならないように、時には食事以外での栄養補給を医師に相談するなど、患者さんの気持ちも考えて栄養管理や食事療法を行っています。

 また、入院患者さんが退院される時には、必要に応じて栄養指導を行い、退院後に注意することなどを伝えています。患者さんにとっては退院後の生活も重要であり、地域連携部門との関わりも欠かせません。

早期栄養介入管理

食事イメージ

 集中治療室に入室してから48時間以内に栄養投与を始めた場合、そうでない患者さんと比べて「合併症の減少」「死亡率の低下」という効果があることがわかり、令和2年度に実施された診療報酬改定で【早期栄養介入管理加算】が新設されました。当院は救命救急センターと協力し、入院の早い段階からの栄養管理を行っています。

外来患者さん対応

 肥満や高血圧、生活習慣病を抱えた患者さんへの栄養指導がメインです。入院患者さんとは異なり、普段の生活をしながらの通院になりますので、よりライフスタイルに合わせた栄養指導が求められます。生活習慣、食生活、仕事をしている時間、起床時間など食事を取り巻く環境は一人一人大きく異なります。管理栄養士は栄養指導を通じて、患者さんと一緒にできることを一つずつ探していきます。減塩が必要な方で料理をする方には、減塩レシピなどもお渡ししています。

外部(生活習慣病教室・企業研修)の講師

 当院では定期的に生活習慣病教室を開催しており、管理栄養士も講師を務めています。
 また近隣の企業へ出向いて、企業のスタッフさんへ栄養に関するお話もしています。

栄養指導

栄養指導

 食事療法が必要な方に対して患者さんとそのご家族を対象に、医師の指示により栄養指導(相談)を行っています。
 栄養指導(相談)は予約制となっておりますので、ご希望の方は、担当医にお申し出ください。

【個人指導】

 実施日/月曜日~金曜日 (外来休診日を除く)
 時間/9:00~12:00 13:30~16:00

病院で求められる管理栄養士~インタビュー~

 「病院で求められる管理栄養士」をテーマに、当院の管理栄養士にインタビューを行いました。

 (リンク先のページは、医療センターニュース令和2年度(2020年度)冬号の特集/インタビュー「病院で求められる管理栄養士」を再構成したものです。)