補聴器外来

 近年難聴が認知症のリスクファクターであることが報告されており、補聴の重要性が再認識されています。当院では聴力検査、語音明瞭度検査、脳波聴力検査に対応しており、補聴器外来にては補聴器適合検査をおこなっています。
 小児の補聴器外来や人工内耳リハビリについては対応していません。

外来内容

特長

・補聴器をお持ちでない方には当院で補聴器を貸し出して補聴器のフィッティングを行います。数週間ほど貸し出しも可能です。

・補聴器を使用している方には使用中補聴器の適合検査を行い、担当補聴器専門店へ指示書を提出することが可能です。

開設日・担当医

開設日

 第2、4木曜日 各日2人

担当医

 鈴村 恵理(耳鼻いんこう科)

ご予約・ご紹介

ご予約・ご紹介方法

 補聴器外来は予約制となっています。受診を希望される方は、次の方法で予約を取ることが可能です。

  1. かかりつけ医(内科クリニック等)または、近医耳鼻咽喉科より補聴器外来受診希望の紹介状を記載いただき、当院一般外来へ受診してください。(当院に3月以内に受診がある場合は不要です)。補聴器を試したい、購入を考えている、補聴器の調子が悪いなどの場合は、補聴器外来(第2・第4の木曜日を予約します。)
  2. 補聴器外来 1回目
    • 補聴器のフィッティング
    • 補聴器の適合検査
    • 診察
    • 補聴器の貸し出し
    • 認定補聴器専門店への適合指示

    補聴器外来 2回目
    • 数週間、補聴器を日常生活でお使いいただいた後、来院いただきます。
    • 補聴器フィッティング
    • 補聴器適合検査
    • 補聴器の調節
  3. お近くの補聴器認定専門店にての補聴器購入を希望される場合は、補聴器外来の結果を記載し、補聴器指示書を発行します。購入後の調節や適合検査についても希望時同様に継続することができます。
  4. 当院にての補聴器認定専門店による訪問販売を希望される場合は対応しておりますので申し出てくだい。

 難聴期間が長い場合は脳が補聴器により増幅された音の刺激に対応できていません。慣れるまでには1ヶ月から3ヶ月ほど必要となります。