理事長・病院長あいさつ

　三重県立総合医療センターのホームページにアクセスいただき、ありがとうございます。私は当医療センターの理事長・院長を拝命しております新保秀人です。2024年も4月となり新年度となりましたのでご挨拶申し上げます。

　当院の目標は「医療の価値を高める」としておりましてこのことを中心に据えて病院運営を行いたいと考えています。医療の価値向上のために、医療の質を高めるとともに医療機能の最適化、費用の縮減も必要と考えています。4月から始まりました医師の「働き方改革」は医療資源の有効活用という意味もありますので患者様のご理解もいただきながら病院づくりを目指す所存です。

　病院の新しい動きを紹介します。4月から稼働いたしました放射線治療機器は最新鋭の機材でして従来できなかった治療や治療精度が格段に向上した放射線治療を提供できます。併せて手術室を2室増設し10室体制としました。感染症対策として陰圧手術室も整備しました。また三次救急までおこなっており、昨年度は約7,000件の救急車搬送を受け入れました。今後も地域の中核病院としての責務を果たしていきたいと考えています。入院前、入院後の支援を的確に行うために患者支援センターも設置しました。とはいえまだ緒についたばかりですので今後さらに内容の充実を図る予定です。

　今後も県民の皆様により一層の高度先進医療、安全で安心できる医療を提供し、職員にとってもやりがいが持てる働きやすい職場となるように全力で努めて参りたいと考えます。
　皆様のご理解とご支援のほどよろしくお願い申し上げます。