皮膚排泄ケア認定看護師

 当看護部の皮膚排泄ケア認定看護師からのメッセージ、業務内容の紹介を掲載しています。

認定資格

大川 恵美

皮膚排泄ケア認定看護師

患者さん個々の生活、それに係る人々を支える認定看護師

 創傷・ストーマ(人工肛門・人工膀胱)・排泄ケアをより専門的に行う看護師です。私は、ストーマで悩む一人の患者さんの出会いから、その悩みを解決できる看護技術を学びたいと思い、25年前(1998年)に認定看護師になりました。
 自分が行ったケアで、患者さんや家族、それにかかわる人々が自信を持てるようになったと笑顔で話される瞬間が認定看護師として活動してきてよかったと思う瞬間です。

業務紹介

 現在は地域連携課課長として病院内外の看護師などが困ったときの相談窓口役を実践しています。

 住み慣れた地域で暮らし続けるための地域包括ケアシステムが実現できるよう、病院と地域、介護と医療の垣根を超えた「あらゆる相談窓口」として病診連携・医療福祉相談・入退院支援の実践をしています。

 


  • 地域の医療・介護職員向けの地域支援講習会の様子(ストーマケアの実際)

認定資格

林 恵里

皮膚排泄ケア認定看護師

良質な看護の提供により、安全で安心な医療・看護に貢献します

 皮膚・排泄ケア認定看護師の資格取得後、褥瘡管理者として活動させていただきました。日々の業務・管理の中で、より早く、よりきれいに創傷治癒ができるよう支援できるのではないかと思い、創傷管理関連の特定認定看護師になりました。臨床推論や病態判断を活かし、患者さん、ご家族の背景や想いを汲み取り、寄り添い、よりよいケアを考えて実践することを心がけています。

業務紹介

【特定行為】

 医師の包括指示のもと、褥瘡または慢性創傷の治癒における血流のない壊死組織の除去や、創傷に対する陰圧閉鎖療法の実践をしています。

 【創傷:Wound】

 褥瘡(じょくそう)、胃瘻(いろう)・気管切開周囲の皮膚障害、テープ類による皮膚障害、下肢潰瘍などの創傷ケアを実践してします。

 褥瘡回診:毎週火曜日午後(皮膚科医、管理栄養士、褥瘡専任看護師とともに行います)

【人工肛門、人工膀胱、瘻孔ケア:Ostomy】

 ストーマ用品の選択、ストーマ受容までのプロセスの援助、生活指導等、より専門的な知識と熟練したケアを提供します。

ストーマケア外来:平日9時~17時まで(*褥瘡回診時間を除く)

【失禁:Continence】

  排尿障害及び排便障害の知識を基に、失禁のアセスメントを行い、失禁に伴う皮膚障害の改善とその予防を行います。

【教育】

 スキンケア研修を開催しています。要望があれば、院外でも研修を開催しております。お気軽にご相談ください。

認定資格

小林 葵

皮膚排泄ケア認定看護師

その人らしい生活のために

 皮膚・排泄ケア認定看護師は、創傷や褥瘡のケア、人工肛門を造設した方や尿路変更を行った方へのストーマケア、尿失禁や便失禁などがある方への排泄ケアを専門にしている看護師です。
 3つの分野に共通するスキンケアや排泄のケアは看護の基本となるものであり、患者さんの生活の質に大きく関わるものです。
 対象となる方々が抱えている問題に対して、患者さんやご家族の思いを大切にしながら適切な皮膚のケアや排泄管理を行ない、その人らしい生活ができるようケアを実践していきます。

業務紹介

 ストーマケア外来のオストメイトの方への関わりを中心に、創傷や褥瘡がある方、皮膚が脆弱な方へのスキンケアを実践しています。

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