救急研修では、救急科をローテートする期間だけではなく、全研修期間を通じて救急当直に参加し、指導医のもとで研修します。救急車で搬送された患者さんに対する初期診療対応を重点的に研修できます。
また、各内科系、外科系の救急対応体制も充実しており、ありとあらゆる状況の研修を積むことで、柔軟な適応能力・対応能力を持ち、病棟や救急外来、集中治療の現場で真っ先に頼りにされる医師を養成します。
医師には、しっかりとした基本的診療能力と、人間としての総合力が要求されます。
このような医師の基盤を築くことは、一朝一夕にはできません。当院では様々な医療経験をされた医師とのふれあいの中で養成していきます。
また、勉強会、研究会も多数開催し、図書館やネット環境も充実しており、最新医療の情報へのアクセスが可能です。EBMに基づいた医学のもとで、患者さんの気持ちによりそった心ある診療ができる医師を養成します。
四日市は日本屈指の工業地帯であり、港や世界有数の工場があります。
そのため、当院においても、多数の外国人の患者さんが来院されます。これからの日本には、globalな視野を持って医療に従事する医師が求められます。
当院は県内唯一の基幹災害拠点病院であり、大規模地震などの災害時に、県内の災害医療の中心として活動することとなっています。
このため、ヘリポート、災害用備蓄倉庫、自家発電装置などが整備されています。
また、災害発生時には被災地等へDMATを派遣しています。